石橋静河が高橋一生主演「ブラック・ジャック」で“ライバル”ドクター・キリコに!

高橋一生が主演を務め、テレビ朝日系で2024年内に放送予定のテレビ朝日ドラマプレミアム「ブラック・ジャック」(日時未定)。その出演者が解禁され、ブラック・ジャック(高橋)のライバル・キリコ役を石橋静河が務めることが分かった。

「ブラックジャック」は、テレビ朝日で1981年に加山雄三主演で初めてテレビドラマ化され、その後、2000年にTBSで本木雅弘主演のテレビドラマが制作された。ほかにもさまざまな実写版、舞台版が生まれ、作品によっては大幅なアレンジも施されてきた。主人公であるブラック・ジャックは、神業ともいえる手術の手腕を誇る、無免許の天才外科医。その医療技術で人々を救う単純なヒーローではなく、ドライであるが故に冷酷にも見える。表には見せない優しさや少しコミカルな面も持ち合わせ、超人的でありながら人間くささも併せ持つ姿が多くのファンをひきつけてきた。そして、令和の時代に紡がれる本作には、監督・城定秀夫氏、脚本・森下佳子氏、ビジュアルコンセプト/人物デザイン監修/衣装デザイン・柘植伊佐夫氏と、そうそうたる鬼才クリエーターたちが参加する。

石橋が演じるキリコは、日本では非合法とされている安楽死を秘密裏に請け負う医師。“生”を与えることで患者を救おうとするブラック・ジャックとは正反対の理念を持ち、常に対立する宿命的ライバルだ。“死”のみでしか救われようがない患者のために、揺るぎない使命感を抱いている。「東京ラブストーリー」(FOD)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系=関西テレビ制作)、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)、「ノッキンオン・ロックドドア」(テレビ朝日系)などの話題作に多数出演し、しなやかな表現力で視聴者の目を引きつけてきた石橋が、原作では男性のキリコをどのように演じるか注目だ。

そのほかにも、味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、さらに、奥田瑛二の出演も発表された。原作の有名エピソードを厳選し、凝縮しておくる作品になっているということだが、彼らの役柄や役名は明かされていない。どのように登場するのか、期待が高まる。なお、気になるブラック・ジャックの助手・ピノコを演じるキャストは未発表。こちらの解禁も待ち遠しい。

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