井浦新がモンタナで人生を見つめ直すサラリーマンに 米映画デビュー作で主演 「東京カウボーイ」公開決定

井浦新がアメリカ映画デビューにして初主演を果たした映画「東京カウボーイ」が、2024年6月7日より劇場公開されることが決まった。

「東京カウボーイ」の舞台は、どこまでも空が続くことから「ビッグ・スカイ・カントリー」と呼ばれるモンタナ州。とある牧場の経営を立て直すためにやってきた主人公のヒデキは、壮大な計画をプレゼンするも、東京の常識は通じず、すぐに行き詰まってしまう。だが、いやいやながらもスーツを脱いでカウボーイ姿に着替え、自然や動物とともに生きる人々と交流するうち、人生を変える出会いが訪れる。

主演を務めるのは井浦新。上昇志向の強い日本人ビジネスマンが、出張先のアメリカ・モンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿をまっすぐに演じる。ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼が出演し、藤谷文子はデイヴ・ボイルとともに脚本も務めている。

監督は、かつて山田洋次監督の弟子入りを志願し、「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」の海外現場に参加した経歴を持つマーク・マリオット。その時の異国体験が作家としての原点となり、モンタナの牧場で研修する日本人会社員について書かれた記事からもヒントを得て本作を企画した。日本のオフィス街とはまったく異なるモンタナの原始的な風景を舞台に、“異邦人”が経験するさまざまな感情を、ヒューマンドラマに仕立てている。

井浦新のコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【井浦新 コメント】
「あなたの出演している映画を観てきて、一緒に仕事がしたいとずっと想っていた」。
世界中がまだCOVID-19 の不安の中にあった頃、オンラインで初めてマーク・マリオット監督と話した時にいただいた言葉。
具体的に自分の芝居の特徴や感じたことなど、言葉でたくさん伝えてくれた。
作品への取り組み方や役へのアプローチの仕方、俳優としてどのような道を歩んできたのかなどにも興味を持ってくれていて語らい合った。
マーク監督始めプロデューサーのブリガム・テイラーと脚本チームの藤谷文子さんとデイヴ・ボイル。
そこにいるマーク組の皆さんはちゃんと観てくれていて、必要としてくれているのを感じました。とても嬉しかった。その想いに応えたい!一緒に映画づくりがしたい!ここから私の『東京カウボーイ』が始まりました。
アメリカのモンタナ州の壮大な大自然の中と東京の街とで撮影されたハートウォーミングなこの映画が、皆さんの心に優しく響き、楽しんでいただけたら幸いです。

【作品情報】
東京カウボーイ
2024年6月7日(金)YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー
配給:サンリスフィルム
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