若い女性が首都圏へ…婚姻数や出生数減少 長野県の人口200万人下回る 1973年以来、約50年ぶり

長野県の人口が200万人を割り込みました。200万人を下回るのは、1973年以来およそ50年ぶりとなります。

県によりますと、2月1日時点の県の総人口は199万9182人。1月から1800人余り減少しました。

200万人を下回ったのは1973年以来およそ50年ぶりです。

県の人口は2001年の222万208人をピークにこの20年余り減少し続けていて、27年後の2050年には158万人台になると推計されています。

県の調査によると、特に若い女性の首都圏への流出が多くなっていて、婚姻数や出生数の減少につながっているとみられます。

県は2024年度、人口減少対策に予算を重点配分して取り組む方針です。

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