アストロズ・ブラウンGM 「ブレグマンを引き留めたい」と明言

日本時間2月29日、MLB公式サイトはアストロズのデイナ・ブラウンGMへのインタビューを実施。ブラウンGMはジョー・エスパーダ新監督、期待のプロスペクト(若手有望株)、今季の懸念材料など、様々なトピックについて回答し、アレックス・ブレグマンやカイル・タッカーとの契約延長についても言及した。ホセ・アルトゥーベと新たに5年契約を結んだことで、ブレグマンの引き留めは難しいとみられているが、ブラウンGMは「彼はチームの柱の1人であり、我々は彼を引き留めたいと思っている」と話している。

ブレグマンとタッカーの契約延長について尋ねられたブラウンGMは「世間はタッカーが今季終了後にFAになるかのように騒いでいるけれど、タッカーは2025年までこのチームにいる。まだ時間があるんだ。どこかの時点で、間違いなく我々はタッカーにオファーを提示するよ」とコメント。ここ数年でリーグを代表する外野手へと成長を遂げたタッカーについては、契約延長の意思を示しつつも、オファーを急ぐつもりはないようだ。

タッカーとは異なり、ブレグマンは今季終了後にFAとなる。ブラウンGMは「ブレグマンについても、どこかの時点でオファーを提示するつもりだ。彼はこのチームのために素晴らしい活躍をしてきた。彼にも『どこかのタイミングでオファーを出す』と伝えてある。そのオファーが彼を引き留めるのに十分であることを願うよ」とコメント。「何度も言うけれど、彼はこのチームのために素晴らしい活躍をしてきた。彼はチームの柱の1人であり、我々は彼を引き留めたいと思っている」と引き留めに全力を注ぐことを明言した。

昨季まで7年連続で少なくともリーグ優勝決定シリーズまで進出しているアストロズ。アルトゥーベとの契約延長は済ませたものの、今季終了後にブレグマン、来季終了後にはタッカーとフランバー・バルデスがFAになるなど、チームは過渡期を迎えつつある。誰を残し、誰を手放すのか、ブラウンGMは難しい選択を強いられることになるが、少なくとも現時点では「全員を引き留める」という選択肢を排除していないようだ。

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