白米よりチャーハンのほうが太らない? 炭水化物の疑問を専門医が解説『図解 炭水化物の話』

「おいしく、楽しく食べて、健康に」をテーマにしたゆるやかな糖質制限「ロカボ」の提唱者・山田悟。彼の著書『眠れなくなるほど面白い 図解 炭水化物の話』が2月20日に発売された。

『炭水化物』をテーマに、ガマンせずに食べながら痩せる方法や生活習慣病の予防に役立つ知識を、糖尿病専門医でもある著者が図解でわかりやすく解説する本書。

本書によれば、ダイエットのカギは『血糖値』なのだという。血糖値と聞くと、糖尿病など生活習慣病の人だけが気にするべき数値のようなイメージがあるかもしれない。しかし健康診断の数値にあらわれない『食後高血糖』は成人の2人に1人に起きているといわれており、誰もが他人事ではない数値であろう。

炭水化物を食べながらでも血糖値を上げない食事法を具体的に紹介し「GI値の低い食品って太りにくいの?」「外食のときはどうすればいい?」「食べ過ぎてしまったら翌日は食事を抜くべき?」といった疑問にも医学的に回答する。

さらに「白米よりチャーハンのほうが太らない」「油はたくさん摂ってOK」「朝のフルーツはNG」など、今までの固定概念を覆す新常識も。最先端の研究にもとづいた食事法で、炭水化物や糖質を「食べられない」ではなく「どう工夫して食べるか」がわかる、楽しく続けられるメソッドが満載の1冊だ。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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