伊藤沙莉主演『虎に翼』メインビジュアル公開 「寅子がさまざまな人生や出来事を胸に裁判官になったことを表現」

連続テレビ小説『虎に翼』メインビジュアル(C)NHK

4月1日スタートの連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合ほか)より、メインビジュアルが公開された。

本作は、女性で日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんを主人公のモデルにした作品。三淵さんの実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決されていく爽快感を一緒に味わえる物語だ。主人公の猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を伊藤沙莉が演じる。

メインビジュアルを手掛けたのは、グラフィックデザイナー/イラストレーターの三宅瑠人、グラフィックデザイナー/アートディレクターの岡崎由佳。

2人は「主人公の寅子は、いつも自分の足で立ち、頑張る女性。それを表現するために、王道なポートレート写真を選び、ヘアメイクでいろいろな年齢に見えるように工夫し、時間を超えたビジュアルを意識しました。伊藤さんが着ているのは、昔の法服のデザインを参考にアレンジしたもので、胸元のイラストは、家庭裁判所創設に携わった主人公のモデルの三淵さんにちなんで、『家庭』を感じさせるものや、寅子が出会う友人たちを象徴するもの、戦禍を表す爆撃機なども散りばめ、寅子がさまざまな人生や出来事を胸に裁判官になったことを表現して描きました。ぜひ、物語との関連性を発見しながらメインビジュアルも楽しんでいただきたいです」とコメント。

また、映画『くれなずめ』『恋するけだもの』『明け方の若者たち』、ドラマ『あなたのブツが、ここに』『海の見える理髪店』『忘恋剤』など、映画、舞台、ドラマの劇伴音楽を制作している作編曲家・森優太が、音楽を担当。

森は「『虎に翼』にて劇伴音楽を担当させていただきます、森優太と申します。自分の人生が、朝ドラの音楽を担当させていただけるものだったとは、、! 驚きと喜びで震えております。多面的で生き生きと血の通った登場人物達、規則と人間の両面をもつ司法の世界、このごまかしのない物語に寄り添い、一緒に羽ばたいていけたら、と思います。素晴らしいキャストとスタッフの皆様、最高のミュージシャンの方々のご協力のもと、この作品が一人でも多くの人の心に届き、素敵な朝を増やす力になれるよう、音楽を作ってまいります!」と言葉を寄せている。

連続テレビ小説『虎に翼』は、NHK総合ほかにて4月1日より放送開始。

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