ノルウェー国王ハーラル5世、マレーシア旅行で感染症に 病院に搬送される

ノルウェー国王ハーラル5世(C)Zeta Image

ノルウェーの87歳の国王ハーラル5世が、バカンスで訪れていたマレーシアで感染症になり、病院に搬送されたことがわかった。

Peopleによると、現地時間2月27日にノルウェー王室が声明で明らかにしたもの。「マレーシアを旅行中、国王が体調を崩し、感染症治療のために入院しました。国王はマレーシアとノルウェー両国の医療従事者の手で、手厚い看護を受けています」と発表。国王の療養中は、ホーコン王太子が国王に代わり、公務を行うそうだ。

2月21日に87歳の誕生日を迎えたばかりの国王だが、近年は、健康問題が取り沙汰されている。昨年5月にやはり感染症のため入院したほか、2022年12月に感染症で入院している。

ノルウェーのヨーナス=ガール・ストーレ首相は、28日、国王の入院について「悲しい」とコメント。早期の回復を祈ると話したそうだ。

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