去就未定サイ・ヤング賞左腕スネルに進展か ベリンジャー同様の短期契約の可能性模索

◆ サイ・ヤング賞左腕スネルが短期契約を模索か

現地時間28日、未だ所属先が決まらないサイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネルの近況について複数の記者が報じている。

『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者によると、以前からスネルへ興味を示していたヤンキースとの交渉が進んでいるという。また、その交渉において代理人のスコット・ボラス氏が、カブスと再契約したコディ・ベリンジャーのような“短期間・高額契約”の可能性を模索していると伝えた。しかし同記者は、年俸総額や贅沢税などの観点からヤンキースは長期間で、1年あたりの年俸を抑えた契約を望んでいるとし、その可能性を否定。ヤンキースは今年1月、スネルに対し5年契約をオファーしたという報道もあったが、未だ契約には至っていない。

さらに、ジャイアンツも依然としてスネル獲得へ関心を寄せている。『サンフランシスコ・クロニクル』のスーザン・スラッサー記者は、スネルと同じく去就未定のマット・チャップマンの2名のうち、どちらかと契約するのではないかと報じている。今オフのジャイアンツは韓国代表のイ・ジョンフ、昨季36本塁打のホルヘ・ソレアを獲得。大谷翔平、山本由伸とも交渉を行うなど、劇的なチーム強化に向けて動いている。

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