インドネシア、2─3年内のOECD加盟目指す=経済担当調整相

[ジャカルタ 29日 ロイター] - インドネシアのアイルランガ経済担当調整相は28日夜、経済協力開発機構(OECD)への加盟を2─3年以内に完了させることを目指していると述べた。

先週に加盟協議開始が決まったインドネシアは、加盟によって投資と貿易の活性化を図りたい考えだ。

アイルランガ氏はOECD加盟国大使との夕食会後に記者会見し、公正な経済や腐敗防止を含むOECD基準をすでに順守しているため、加盟国として受け入れられることを楽観視していると述べた。

OECDによれば、東南アジアの国で加盟を申請したのはインドネシアが初めて。

同氏によると、インドネシアは今後、OECDと共同で加盟の条件やプロセスを定めたロードマップ文書を完成させ、5月に開催されるOECD閣僚理事会に提示することを目指す。

OECDは、基準に適合するかどうかはその国次第であるため、加盟手続き完了の期限はないとしている。

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