那覇市立病院、小児科の夜間救急を休止へ 3月2日から 医師の休退職で宿直体制を維持できず

 沖縄県の那覇市立病院は、3月2日から当面の間、小児科の夜間救急外来を休止する。小児科医の退職や休職に伴い、現行の宿直体制が維持できなくなったことが理由。

 夜間救急外来は2日午前0時から休止する。受け付けは前日の1日午後10時半まで。2日以降は、午前0時~8時半までの夜間救急外来が休止となる。受け付けは前日の午後10時半まで。

 小児科の24時間診療体制を休止するのは、1980年の開院以来、初めてという。病院側は1日午前に記者会見を開き、詳細を説明する方針。

 県内では、県立中部病院も、小児科医の不足で昨年6月以降、夜間の小児救急を休止している。

(資料写真)那覇市立病院

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