春場所ワーストの27人 新弟子検査申し込み

 日本相撲協会は29日、大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)の新弟子検査(同2日)の受検者を発表し、27人が申し込んだ。学生の卒業時期が重なり年6場所で最も志願者の多い春場所では昨年の33人を下回り、義務教育修了が受検資格に定着した1973年以降で最少を更新した。最多は92年の160人。

 鳥取城北高出身で昨年10月の国体成年個人8強入りの松井奏凪人(19)=福岡県出身、宮城野部屋=らが受検する。松井は幕下最下位格付け出し資格を得ており、昨年9月の付け出し制度改定以降で初の適用者。

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