畑岡奈紗「耐えるゴルフできた」 古江、西村と並び3打差10位発進

1アンダーで滑り出した畑岡奈紗。古江彩佳と西村優菜も並んだ(撮影/村上航)

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 初日(29日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6775yd(パー72)

世界ランキング上位など66人が出場する予選カットなしの4日間大会が開幕。ツアー未勝利のサラ・シュメルツェルが「68」で回り、4アンダー単独首位で発進した。

3アンダー2位に世界ランキング1位のリリア・ヴ、エスター・ヘンゼライト(ドイツ)、リン・グラント(スウェーデン)の3人が続いた。

畑岡奈紗と西村優菜は3バーディ2ボギー、古江彩佳は3バーディ1ダブルボギーでいずれも「71」とし、1アンダー10位でスタート。上位が僅差でひしめく混戦の展開で、首位に3打差の好位置で初日を終えた。

畑岡は前半3番でボギーを先行したが、14番までに3バーディを重ねて浮上。「初日からタフなコンディションで、全体的にスコアは伸びにくいのかなと思ってリーダーボードを見ながらラウンドしていた。風も少しある中、耐えるゴルフはできたと思う。あしたも我慢するところは我慢して、グリーン上でチャンスを生かしていけるようにしたい」と話し、2日目を見据えた。

笹生優花は後半インに4つ落とす「74」で2オーバー36位。5週ぶりの出場となるツアールーキーの稲見萌寧は2バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「76」とし、4オーバー53位と出遅れた。

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