能登半島地震被災地の商店街を支援 宮城・さんさん商店街が商品を提供

能登半島地震から3月1日で2カ月です。復興に向けて石川県七尾市で3月に開催されるイベントに、宮城県南三陸町の商店などが商品を無償で提供します。

水産加工品を扱うヤマウチでは28日、真空パックの魚の切り身100個の発送作業に追われていました。

ヤマウチ山内正文社長「七尾市は電気も通じているみたいなので、電子レンジで温めたりお湯で温めたりしたらすぐ食べられるという商品を送っています」

多くの店舗が被災した七尾市では、以前のにぎわいを取り戻すきっかけにしようと、11日に南三陸町からアドバイスを受け復興に向けたマルシェを開催しました。

3月2日にも地元の特産品などを販売するイベントの開催が予定されていて、今回も南三陸町の商店などが商品を無償で提供します。

ヤマウチ山内正文社長「私たちもいっぱいご支援もらったからね。地域の商店街の人が頑張ってもらうのが一番良いのかなと思って、そういう動きをしているところにどんどん協力したいと思ってたんです」

みそやしょうゆを販売する髙長醸造は、赤みそと白みそを計20個発送したということです。

髙長醸造髙橋長泰代表「継続は力になるので、できるだけ続けて復興に向かっていただきたいと思います」

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