K-POPのギャラ事情「金持ちすぎひん!?」Da-iCE花村想太も驚き!

<記事提供:COCONUTS>

2月28日放送の「Da-iCE Lab」(日本テレビ系)では、s**t kingz(shojiさん・kazukiさん・NOPPOさん・Oguriさん)がゲスト出演。

s**t kingzのメンバーは「J-POPとK-POPの違い」について語りました。

■K-POPは数秒採用でもギャラがもらえる?

数多くのアーティストの振付を担当してきたs**t kingzをゲストに迎えた今回のトークテーマは「コレオグラファー目線」。

s**t kingzがBLACKPINKなどK-POPアーティストの振付を行っていることを踏まえて、Da-iCE・花村想太さんは「K-POPの振付もたくさんやってらっしゃる。日本とK-POPって何か違うんですか?」と尋ねます。

質問されたOguriさんは「オファー自体はそんな変わらなくて、その後にそのまま振付が使われないのはよくある。自分達以外に色んな振付師に同時にオファーをしていって、そこから良い所を組み合わせて1曲にすることが最近は多くて」と日本と韓国の違いについて言及。

安村直樹アナウンサーが「BLACKPINKで一部分だけ採用されたって聞いたんですけど」と話を振ると、shojiさんは「BLACKPINKはサビの振付を使っていただいて。特にサビの前半部分を使っていただいたんで、サビを使っていただいたら『振付しました』って言えますけど、本当に2カウント、2秒、1秒しか使われないこともある。MVを見てて『えっ?今の一瞬あったよね?s**t kingzいたよね?』みたいな。本当に尺に応じては振付しましたって公表してない作品もあったりします」と裏事情を明かします。

それを聞いた花村さんが「それは1曲分のお金はいただけるってことですか?」と聞くと、shojiさんは「そう!」と答えます。

花村さんは「金持ちすぎひん!?」と予算の違いに驚きます。

■s**t kingz・shoji、振付師の印税・著作権に言及?

ここで、安村さんが「作詞・作曲には印税があるけど振付には印税・著作権がない。s**t kingzの皆さんはどう考えてらっしゃるんですか?」と尋ねると、shojiさんは「印税とかシステムっていうものの考え方は僕達の世代っていうよりも、これからの若い世代のダンサー達のために、もう少ししっかりと考えて向き合っていかなきゃいけないなとは思っていて」とコメント。

続けて、shojiさんは「法律的な問題だったり色んな問題があって、簡単にクリアできるものではないんですけど、歌詞とかメロディーも権利が守られながらもオマージュだったりとか色んなあり方がちゃんと制度として存在しているので、振付も同じように制度として存在していればみんなが自由に楽しむことができるはずなので、未来のために色んなシステムを作っていくのは今の世代の振付師達が取り組んでいかないといけないなっていうのはすごく感じでます」と訴えました。

今回の放送にはネット上で「振付への印税収入についてshojiさんがあそこまで話せるってことは考えてる以上にきっと動いてるんだろうな」「しっかり一曲分のギャラもらえるか確認する花村さんさすがです(笑)」「振り付けには印税・著作権がないんだこれから整備される制度なのかな」などのコメントが。

K-POPではオファーがきても振付が数秒しか採用されないケースがあるというのはシビアですね。それでも、ギャラはきちんと払われるという話も含めて興味深かったです。

【番組情報】
Da-iCE Lab
https://tver.jp/episodes/eplhahyxkg

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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