スーパーGTの2024年のレース距離が確定。今季は300km/350km/3時間のレース距離に

 2月29日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、2024年のスーパーGT全8戦のレース距離を発表した。2024年は300km、350km、3時間という3種類のレース距離で争われることになった。

 スーパーGTでは300kmを基本に、これまで1000kmや500kmなどさまざまなスタイルのレースが展開されてきたが、2023年は300kmと450kmというふたつのスタイルが採られていた。2024年に向けては、昨年からGTアソシエイションの坂東正明代表が示唆していたとおり、新たに時間制のレースが行われることになった。

 今回発表されたレース距離を見ると、300kmで争われるのは第1戦岡山、第6戦SUGO、第8戦もてぎという3レース。一方、今季も富士スピードウェイでは第2戦と第4戦、鈴鹿サーキットでは第3戦と第5戦と2回ずつ開催されることになるが、こちらは第2戦、第3戦が3時間、第4戦、第5戦が350kmという距離で争われる。また第7戦オートポリスも3時間レースとなった。

 これまでスーパーGTでは時間レースはほぼ例がないはずで、新鮮なものとなりそうだ。なお3時間レース、350kmレースは第3ドライバーの登録が認められる。また300km以外の各レースの持ち込みタイヤセット数やピットイン義務回数などは今後ブルテン等で発表されるという。

2024年スーパーGT レース距離

第1戦 岡山国際サーキット    300km
第2戦 富士スピードウェイ    3時間
第3戦 鈴鹿サーキット      3時間
第4戦 富士スピードウェイ    350km
第5戦 鈴鹿サーキット      350km
第6戦 スポーツランドSUGO    300km
第7戦 オートポリス       3時間
第8戦 モビリティリゾートもてぎ 300km

投稿 スーパーGTの2024年のレース距離が確定。今季は300km/350km/3時間のレース距離にautosport web に最初に表示されました。

© 株式会社三栄