4年に一度のうるう年、2月29日で「ズレ」を修正 それでも年に「0.00031日」の差が…

今年はうるう年で、きょうは4年ぶりの2月29日です。

国立天文台によりますと、地球が太陽の回りをひと回りするには「365日ちょうど」ではなく「365.24219日」かかります。小数点以下を時間にすると、地球のひと回りと暦には、毎年6時間のズレが生じます。1日は24時間なので、4年に1度「うるう年」を設けると「ズレ」を修正することができるという計算です。

ただ、それでも暦の1年と地球が太陽をひと回りする実際の1年との間には「0.00031日」ほどの差があります。そのため、数千年程度で1日のズレが生ずることになります。しかし、その時にどのように修正を行うかは実は今のところはっきり決まっていません。

© 株式会社テレビユー福島