「うるう日」に子どもたちが宇宙を学ぶ 講師は郡山市出身の天文学者 福島

今年はうるう年で、きょうは4年ぶりの2月29日です。福島県郡山市の小学校では、うるう年にちなんで郡山市出身の天文学者が子どもたちに宇宙のすばらしさを伝えました。

国立天文台TMTプロジェクト・林左絵子准教授「きょうは2月29日。毎年ある?」 児童たち「4年に一度!」

その4年に一度訪れる特別な日に、未来の技術者や科学者を目指すきっかけになればと、郡山市の芳山小学校で宇宙の授業が行われました。

講師を務めたのは、郡山市出身で国立天文台の准教授、林左絵子さんです。現在アメリカ在住の林さんは、TMTと呼ばれる世界最大の望遠鏡を開発しています。

国立天文台TMTプロジェクト・林左絵子准教授「30メートルって実感わかないでしょ?」

児童たちは、直径30メートルの鏡を持つ望遠鏡をイメージするため体育館を1周して、その大きさを実感していました。また、600枚以上の鏡を合わせて作られるレンズを、模型を使って児童たちも体験しました。

児童「ちょっと(宇宙に)興味がわいてきました」

星が大好きだという児童は…。

児童「星座を調べて夏に夜空を見上げて星座を探してみたい」

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