古代のナウマンゾウが札幌に復活?洞窟から出てくる絶品おやき【札幌】

みなさんはナウマンゾウという生き物をご存知でしょうか?

古代の氷河時代に生息していたとされ、昭和44年に北海道の忠類村(現 幕別町忠類)で化石が発見されたことで、人々に知られるようになりました。

そんなナウマンゾウをモチーフにしたおやき「ナウマン焼き」のお店が、今年1月札幌市北区にオープンしました。その名も「古代焼きナウマン」。

その独特なかたちとこだわりの具材が気になり、さっそく取材に行ってきました。

インパクト大!SNSでも話題沸騰「ナウマン焼き」

「こんなおやき見たことない!」誰もが驚くインパクトを持ったナウマン焼き。

お店には、そんなナウマン焼きに惹かれてオープン直後から続々とお客様がやってくるようになり、SNSを見て訪れる人も徐々に増えていったそう。

古代焼きナウマンのメニューは全部で4種類

・北海道あずき(290円)
・クリーム(330円)
・焼きとうきび(370円)
・スパイスカレー(390円)

(価格はいずれも税込)

焼きとうきびとスパイスカレーは、珍しいラインナップですね。
お会計はキャッシュレス決済のみとなっていますので、ご注意ください。

スパイスカレーを注文!洞窟から出てくるワクワク感

ナウマン焼きの注文・受取はこちらの窓口からおこないます。

洞窟をモチーフにした造りがとてもユニークですね。

窓口にはかわいらしいナウマンゾウの呼び鈴が。

細かい部分へのこだわりに、思わずキュンとしちゃいます。

焼き上がるのを楽しみに待つこと約10分。いよいよナウマン焼きの登場です。

(お店の混雑具合や注文数によって焼き上がりまでのお時間が異なります。SNSのDMで予約も可能だそうですよ)

おいしさと良質な素材を追求したナウマン焼き

思ったより大きいナウマン焼き。かわいい?クスッと笑ってしまうようなゾウさんが袋からこちらをのぞいています。

焼き上がりの途中からカレーのいい香りが外にも漂ってきて、食欲をそそられました。香ばしいかおりがたまりません。アツアツのうちにいただきます!

外はカリッと中はもちっとした食感の生地。カレーが思いのほか濃厚で美味。本格的なおいしさにびっくりです! 生地の自然な甘みとのバランスが最高でした。

それもそのはず。古代焼きナウマンは開発までに試行錯誤を重ね、今の味にたどり着いた逸品なんです。

生地には古代米の黒米を使用しており、外はカリッと中はもちっとした食感を実現しています。
カレーは運営会社の系列であるカレーの専門店のレシピを再現した正統派。このおいしさは納得です。

スタッフの下川さんによると、スパイスカレー以外にも、メニューのそれぞれが原材料や配合にこだわって今のかたちが完成したとのこと。

北海道あずきは、製餡会社に特注したあんを使っていたり、焼きとうきびは大通公園の名物とうきびワゴンの味を再現したりと、「お客様に楽しんでもらいたい」という思いでおいしさを追求してきたのだそうです。

手土産や差し入れに喜ばれそうな逸品

そんなナウマン焼きですが、見た目も食べ応えも大満足なので、手土産にもぴったり。

持ち帰り用に別売りの箱(税込110円)もありますよ。

お土産に差し上げたら、話が盛り上がること間違いなしですね。

札幌市北区にあるお店は、地下鉄南北線北24条駅から徒歩2分ほどのところにあります。

気になる方は、おいしいナウマンゾウにぜひ会いに行ってみてくださいね。

古代焼きナウマン
住所:札幌市北区北24条西3丁目1-1E-COURT24 1F(ごはん家cafeみやび隣)
営業時間:午後2時~午後5時
定休日:土日祝日(他不定休あり)
電話番号:011-214-1211
Instagram:@nauman_sapporo

※キャッシュレス会計のみ(現金不可)
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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