『FF7 リバース』まずはコレを使いたい&育てたい! 最序盤のお勧めマテリア10選

『FF7 リバース』まずはコレを使いたい&育てたい! 最序盤のお勧めマテリア10選

本日2月29日に、多くのゲームファンが待ち望んだ『ファイナルファンタジー7 リバース』(以下、FF7 リバース)が、PS5向けにリリースされました。今日からしばらくは、『FF7 リバース』のプレイに勤しむ人が多いことでしょう。

本作では、要所に待ち構えるボスはもちろん、広域を探索する「ワールドレポート」や、仮想空間上で戦う「バトルシミュレーター」など、強敵と戦う機会が多々あります。そんな時に頼るのが、原作でも活躍した「マテリア」です。

攻撃に防御、HP回復に状態異常への対処など、活躍の場は広範囲。また効果も大きく、戦いに欠かせない存在です。しかもマテリアは、戦闘で得られるAPを溜めていくと成長します。成長に応じて効果も増すので、長く使うマテリアほど早めに育てておきたいところです。

そこで本記事では、実際に『FF7 リバース』を遊んだ経験をもとに、最初の「グラスランドエリア」までのプレイで手に入るマテリアの中から、特にお勧めしたいものを厳選してお届けします。これからのプレイに、ぜひお役立てください。

■「かいふく」

説明するまでもないほど、重要かつお役立ち度満点のマテリア。★1でも「ケアル」が使えるので、即戦力になる一級品です。

★2で「ケアルラ」は、★3では「リジェネ」が、★4だと「ケアルガ」が使えるようになり、回復のエキスパートといえる成長ぶりを見せます。それぞれMPの消費量が変わりますが、いずれも使い分けが可能なのでご安心ください。

本作はATBゲージを消費してマテリアを使うので、いざという時に備え、バトルに参加するメンバー全員に装備させるのもアリです。ひとりを回復役に回してゲージを温存させたとしても、ゲージ消費直後にすぐ回復したくなる場合もあるので、安全重視の人はご一考ください。

■「みやぶる」

本作の敵は手ごわいことも多く、何も考えずに攻撃していると窮地に追い込まれることも少なくありません。敵の特性や弱点を戦いながら見抜くのも手ですが、「みやぶる」を使って暴く方が簡単なのでお勧めです。

敵が持つ「バーストゲージ」を最大まで上げると、一気に大ダメージを与えやすくなります。一定条件下でこのゲージが溜まりやすくなりますが、その条件も「みやぶる」で見抜けるので、活用しない手はないでしょう。

しかも「みやぶる」は、★1だと敵単体への効果ですが、★2になると敵全体に及びます。種類の違う敵と同時に戦うこともあるので、1回のアクションで全体をみやぶれるとかなり便利です。序盤のうちから育てておきたいマテリアのひとつです。

■「ぬすむ」

その名の通り、敵からアイテムを「ぬすむ」マテリア。アイテムはいくらあっても困りません。プレイスタイルにもよるので、重要度は人によって変わるものの、余裕がある時は「ぬすむ」もしっかりと決めておきたいところ。

HP回復は「かいふく」で十分、と割り切るのもひとつの判断ですが、ボス級の相手となると長期戦になりやすく、MPの消費量も嵩みます。そんな時、HPの回復をある程度ポーション系でまかなえば、MPのやりくりに余裕が生まれます。

また「ぬすむ」は、★2になると「ぶんどる」になるのも見逃せないポイント。成長に必要なAPはそれほど高くありませんが、ささっと上げておくのも悪くありません。


■「チャクラ」

回復できる手段は多いに越したことはありません。そこで役立つのが「チャクラ」です。

「チャクラ」は、損傷したHPに対して割合でHPを回復してくれるマテリア。そのため、現HPが高めの状態だと効果は低くなりますが、ピンチなほど回復量が相対的に大きくなるため、いざという時の保険として育てておくのもアリでしょう。

また、「かいふく」だけに頼るとMPの消費が激しくなりがち。「チャクラ」の発動にMPは不要なので、節約するために併用するのもお勧めです。

■「いのり」

パーティの複数メンバーが同時に大ダメージを受けた場合、「かいふく」のケアルや「チャクラ」でひとりずつHPを回復されるのは、結構大変です。

MPの消費を抑えつつ、パーティ全員のHPを回復させたい。そんな願いを叶えてくれるのが「いのり」です。最序盤から使える、貴重な全体回復が使えます。成長には時間がかかるものの、回復量がしっかりと上がっていくので、序盤から重視して成長させるのがお勧めです。

ただしひとつ難点があり、「いのり」を発動するにはATBゲージが2つ分必要になります。全体回復という効果を考えれば無理のない消費量ですが、いざピンチの時に2ゲージを溜めるのは一苦労。保険として非操作キャラのゲージを「いのり」用に確保しておくなり、プレイヤー操作で積極的にゲージを溜めるなり、何らかの対応策も用意しておきましょう。

■「せんせいこうげき」

このマテリアを装備していると、ATBゲージが一定量溜まった状態でバトルを始められます。強力な技や様々なマテリアは、ATBゲージが溜まっていないと発動できませんが、この「せんせいこうげき」を身に着けておけば、初動を早められます。

成長すると、溜まるゲージの量が「小」→「中」→「大」の順番で増えていくので、こちらも早く成長させたいマテリア。そのため、序盤から装備してAPを溜めておきましょう。

前述の「いのり」も、この「せんせいこうげき」があると、雑魚戦でも1回目の全体回復を発動させやすくなります。ダンジョンの攻略中は、MP消費を抑えつつ進みたいので、「いのり」+「せんせいこうげき」の組み合わせで、適時HPを回復させていくのも効果的です。

■「てきのわざ」

文字通り、敵が使うアビリティをこちらが使えるようになるマテリアです。最初から使えるのは「ソニックブラスト」ですが、新しいアビリティを習得することで、誓える種類が増えていきます。

習得は、バトルシミュレーターを通じて行い、特定のコースをクリアすると敵のアビリティを覚えられます。ただし、このマテリアを装備していないと使えないので、ご注意ください。

使える敵のアビリティは進行状況に左右されるものの、これひとつで複数のアビリティが使えるアドバンテージはなかなかのもの。また成長すると、最大HP、最大MP、力、魔力のステータスがアップするので、この恩恵も嬉しいポイントです。


■「ガードきょうか」

本作は、敵から受けるダメージが大きいので、ガードや回避をしっかりと行わないと、瀕死や戦闘不能になることもしばしば。また回避はタイミングの見極めが重要なので、アクションが苦手な人はまずガードを固めるのがお勧めです。いくらかダメージを受けますが、何もしないまま攻撃を受けるよりも断然マシです。

そして、この「ガードきょうか」があれば、受けるダメージを更に減少できます。成長するとダメージの減少効果が大きくなるので、実に頼もしいマテリアといえるでしょう。

ちなみに敵の攻撃をガードするとATBゲージが増加しますが、「ガードきょうか」はその増加量も上げてくれるので、操作キャラにぜひ装備させたいところです。

■「ジャストガードきょうか」

敵の攻撃に合わせてガードするとジャストガードが発生しますが、この「ジャストガードきょうか」を装備するだけで、その受付時間が延長されるので、成功率が上がります。★1の効果なので、成長させなくても恩恵に預かれるのもポイントです。

そして成長すると、ジャストガード成功時にバーストダメージがアップしたり、敵の拘束技もジャストガードできたりと、嬉しい効果が追加されます。成長に必要なAPが多めなので、序盤から装備してAPを稼いでおきましょう。

どのキャラでも有効なマテリアですが、ガードするとリベンジゲージが溜まり、攻撃に転じられる「レッドXIII」との相性が特に抜群です。「ガードきょうか」と一緒に装備させるのがお勧めです。

■「ほのお&れいき」

今回お勧めに挙げたマテリアは、回復や支援、特定の効果があるものばかりで、魔法攻撃系のマテリアは除いていました。もちろん、そうしたマテリアも非常に有用ですが、最初から持っている攻撃魔法系のマテリアは、「ほのお」や「かぜ」といった単一属性のものばかりです。

ですが、グラスランドエリアのワールドレポートで手に入る「ほのお&れいき」は、その名の通り、炎系と冷気系の両方を使えるマテリア。装備できるマテリアの数は限られているため、「ほのお」と「れいき」をそれぞれ育てるよりも、「ほのお&れいき」で2属性をカバーした方が、装備数の節約になりお得です。

難点としては、成長にかかるAPがかなり多めなので、上位の魔法を使えるようになるのが遅くなります。「ファイラ」や「ファイガ」といった高い威力の魔法を早く使いたい人は、「ほのお」や「れいき」を育てる方がいいかもしれません。成長をじっくり待てるという人は「ほのお&れいき」を身に着け、少しずつ育てていきましょう。


今回は、直接使いやすいもの、また使用頻度が高めなマテリアを中心に紹介しました。少し毛色が変わったところだと、非操作キャラの行動を広げてくれる「オートまほう」や「オート固有アビリティ」も、上手く使いこなせば便利なマテリアです。

もちろんこの他にも、有用なマテリアはいくつもありますし、グラスランドエリアを超えると、新たな効果を持つマテリアが続々と登場します。

目移りしてしまうマテリアの中からどれを使うのか、その都度悩むのも『FF7リバース』の醍醐味。あれこれ試したり、必要APの大きなマテリアを愛用して育てたりと、自分なりの活用法でお楽しみください。

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