マイナ保険証利用4.60% 1月、2%台が3県

 厚生労働省は29日、社会保障審議会の部会を開き、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の1月の利用率は4.60%だったと明らかにした。前月の4.29%から微増したが、依然低迷している。都道府県別の利用率も初めて公表し、鹿児島の8.44%が最も高かった。沖縄、愛媛、青森3県は2%台にとどまり、沖縄の2.31%が最も低かった。

 鹿児島に続いて鳥取7.19%、福井6.84%、宮崎6.65%、石川6.14%の順に利用率が高かった。沖縄に次いで愛媛2.65%、青森2.88%の順に低かった。

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