大宮アルディージャDF市原吏音、トップ昇格の裏側!複数クラブから…

大宮アルディージャ 写真:Getty Images

昨季のJ2を21位で終え、今2024シーズンはJ3で戦う大宮アルディージャ。U-19日本代表でもあるDF市原吏音(18)は、2022年に大宮のユースからトップチームへ2種登録されると昨季は17試合に出場。今季から正式にトップチームへ昇格した。

複数の関係者によると、市原はJ1やJ2の複数クラブに加え、大学などから数多くのオファーを受けていたという。国内トップリーグを含む幅広い選択肢があるなかで、小学生時代から在籍している大宮へ入団することを決めた市原。

将来を期待される18歳のセンターバックは、2月25日に行われたヴァンラーレ八戸戦(4-1)でスターティングメンバ―に名を連ね、能力の高さを示してチームの勝利に貢献した。同選手はクレバーが武器だとアピールしているが、その他にも185cmの高さを生かした空中戦の強さや両足どちらでも蹴ることのできる器用さが特徴だ。

市原は2023年7月12日、天皇杯3回戦のセレッソ大阪戦(1-3)に2種登録選手として出場。クラブ史上最年少となる18歳と5日でトップチームデビューを果たした。さらに、4日後の7月16日に行われたJ2第26節栃木SC戦(0-0)では、リーグ戦に先発初出場。その後もコンスタントに出場し続け、高校生Jリーガーとしてプレーした。

U-17~19と各世代別の日本代表にも召集されている若きDFは、将来J1でのプレーとA代表入りを目標に掲げている。また、在籍する高校では3年生の1学期に学年1位の成績を収めるなど、学業でもエリートだという。大宮の生え抜き選手である市原は、今シーズンどんなプレーを見せてくれるのだろうか。

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