東広島市の高濃度有機フッ素化合物検出問題 「泡消火剤」について米軍が回答した内容を広島県が県議会で説明

東広島市のアメリカ軍の弾薬庫近くで高濃度の有機フッ素化合物が検出された問題で、アメリカ軍が東広島市に回答した内容を県が29日の県議会で説明しました。

国の指針値を大幅に超える有機フッ素化合物が検出されたことを受け、東広島市はアメリカ軍に対し、有機フッ素化合物を含む「泡消火剤」の保有や使用の有無などを公開するよう求めていました。

県は、アメリカ軍が27日、東広島市に回答した内容について県議会で説明。軍は県内の陸軍の施設において「泡消火剤を使用したことはない」「(泡消火剤は)2020年に約8300リットルを処分し、今は一切保有していない」「有機フッ素化合物等が漏れ出たことを確認したことはない」などとしています。

(2024年2月29日放送)

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