一般会計 総額488億円 橿原市 新年度予算案まとめる

橿原市は新年度の予算案を発表しました。一般会計の総額は488億4000万円となっています。

一般会計の総額は488億4000万円で、2023年度より38億7000万円増加しています。

歳出では保育士を確保するため、公立保育園で朝と夕方以降の時間帯に勤務するパート保育士の時給を増額するなどの事業に6億1965万円、家事や家族の世話などを日常的に行う子ども=ヤングケアラーの支援に向け、市に精神保健福祉士1人を配置するなどの事業に392万8000円を計上しています。

また「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録に向けて藤原京朱雀大路跡近くに駐車場を整備するなどの事業に1億2169万3000円を、市が包括連携協定を結ぶゲーム大手・カプコンの格闘ゲーム「ストリートファイター」を活用したまちづくり事業に600万円を盛り込んでいます。このほか、老朽化した中央体育館の建て替えなど橿原運動公園の整備を検討するための費用に1400万円が計上されました。

新年度予算案は3月1日開会の3月定例市議会に提出されます。

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