ツルハドラッグは道内に432店舗統
ドラッグストア業界第2位の「ツルハHD」と、首位の「ウエルシアHD」が経営統合へ。業界1位と2位の経営統合で売上高2兆円以上、国内シェアの4分の1を占める巨大ドラックストアが誕生します。統合後のツルハは2027年をめどにイオンの連結子会社となり、中国や東南アジアなどへ店舗拡大に乗り出します。
経営統合の流れ
北海道発祥のツルハドラッグは北海道民にもなじみが深く、ウエルシアが道内7店舗に対し、ツルハは432店舗もあります。今回の経営統合で、今まで貯めてきたポイントはどうなってしまうのでしょうか?現在ツルハは「楽天ポイント」と「ツルハポイント」が両方使えます。一方ウエルシアは「Tポイント」とイオングループの「WAONポイント」が同時にたまります。
統合でポイントはどうなる?
今後について"ポイ活"の達人に聞いてみると…「ドラッグストアのポイントは自社のポイントカードと共通ポイントという組み合わせが多い。この共通ポイントで客を呼び込み、自社のポイントをつかってもらい自社のマーケティングに使うのが基本」(ポイ探 代表取締役 菊地祟仁さん)ツルハポイントが今後どうなるなのか。考えられるパターンは以下の通りです。
ツルハユーザーのポイントは?
■パターンA「WAONポイント」を共通ポイントとし「ツルハポイント」と併用させる(Tポイントと楽天ポイントを排除)■パターンBイオングループとなるので独自ポイントに「WAONポイント」を残し「Tポイント」か「楽天ポイント」のどちらか選択または併用(ツルハポイント廃止)パターンBの場合「ツルハポイント」は一定の期間を設けて他のポイントに移行できるようになると見込まれます。ポイントの統合について菊地さんは今回の経営統合は消費者にとってメリットが大きいとしています。