引退から1年、ベイルが自宅にAEDを購入した理由は? 「時々ゴルフ場にも持っていく」

ベイルは引退後もゴルフに興じている[写真:Getty Images]

トッテナムやレアル・マドリーでプレーした元ウェールズ代表FWのガレス・ベイル氏。自宅に除細動器(AED)を購入したという。イギリス『BBC』が伝えた。
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現役時代はサウサンプトン、トッテナム、マドリー、ロサンゼルスFCでプレーしたベイル氏。クラブキャリアでは553試合で185ゴール、ウェールズ代表としても111試合で40ゴールを記録していた。

2023年1月に現役を引退し、1年が経過した中、自宅にAEDを購入したことを明かした。

「心停止はどこでも起こり得る。スタジアムでも職場でもだが、最も多いのは自宅だ」

「私は自宅に自動体外式除細動器(AED)を設置し、家族全員に1台ずつ購入した」

「時々AEDをゴルフ場にも持っていくよ。何が起こるかわからないからね」

現役時代からゴルフに興じ、腕前もなかなかのもの。PGAツアーにもアマチュアとして出場するなどしていた。

ベイルは欧州サッカー連盟(UEFA)のキャンペーンの一環として救命訓練を受けることとなっており、その一環として今回購入したようだ。

サッカーと心停止は切っても切り離せない関係にあり、試合中に何人もの選手が倒れてきた。最近で最も大きな衝撃を与えたのはユーロ2020にデンマーク代表として出場したクリスティアン・エリクセン。その後に植え込み型除細動器の手術を受け、現在はマンチェスター・ユナイテッドでトップレベルでプレーしている。

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