先日、インスタライブで現役引退を電撃発表した松井大輔氏が、元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。引退の理由や自身のキャリアについて語った。
24年のプロキャリアで13クラブを渡り歩いた元日本代表アタッカーは、引退を決断した理由を問われると、「（最後に所属したY.S.C.C.横浜で）９月ぐらいに大学生と練習試合があって、股抜きされたの」と切り出し、興味深いエピソードを明かしている。
「股抜きされたら、だいたい怒ってじゃないけど、削りに行くじゃん？ 届かなかったのね、１回目。で、２回目もやって来たの。その時点でもう終わったなって思った。自分の中の測りじゃないけど、大学生に股抜かれてるプロって、もうねぇーなって。これでやめようと思った。（その後に）怪我もしちゃったから」
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「えー？」と驚いた様子の内田氏が「身体がきついとかそういうことかと思った。怪我も多くなってきたし」と反応すると、42歳はこう続けている。
「身体もきつかったよ。でも大きい怪我はないから、やろうと思えばできる。（股抜きは）嫌じゃない？ すごくショックだった。雨の中の股抜きで、俺は辞めないといけないと。これはいかんって」
あまりに意外な理由だったようで、内田氏は「面白いですね。そんな答えが返ってくるとは思わなかった」と述べている。
日本を代表するテクニシャンに引退を決断させたのは、まさかの大学生だった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
