色鮮やかな花が咲き誇るオシャレな洋風庭園もステキですが、落ち着きのあるしっとりとした和風の庭もまた「おつ」なもの。
和×洋のアイテムを上手に取り入れた「和モダンの庭」もステキですよね。
そこで今回は、和風や和モダンな庭づくりに取り入れたいアイデアをご紹介。ホームセンターや100円均一ショップでも手に入りやすいアイテムで、風情あふれる庭づくりにトライしてみませんか?
家の外観が和風のお宅はもちろん、洋風住宅にお住まいの人もぜひお庭づくりの参考にしてください。
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100円均一やホームセンターで買える「和風テイストの庭づくりに重宝するアイテム」(前編)
石畳風タイル・マット
和風庭園や古い町並みで見かけることが多い石畳。大がかりな工事が必要と思われがちですが、100円均一やホームセンターにある石畳風タイル・マットを使えば簡単に再現することが可能です。
見た目やサイズが違う種類がたくさんありますが、ほとんどが置くだけ、もしくは並べるだけなのでDIY初心者でも安心。
ぬかるみ防止や雑草対策にも有効ですよ。置いたあとにガタガタにならないよう、地面を平らに整地したあとに設置しましょう。
砂利
露出した土の部分が気になるときは、砂利でカバーするのがオススメ。白っぽい石を使えば明るい雰囲気に、黒っぽい砂利ならシックな雰囲気に、さまざまな色が混ざった五色砂利を使えば華やかな雰囲気をつくることができます。石のサイズも幅広くありますが、人が歩く場所には3〜5センチの砂利を選ぶのが良いでしょう。
竹垣・フェンス
和風庭園のフェンスといえば竹垣をつかうのが一般的。見た目が和の景色になるだけでなく、外部からの目隠しとしても役に立ちます。
家の外観が洋風のときは、ダークブラウンや黒系などの落ち着いた色合いのフェンスをセレクトすると和モダンの雰囲気に。
DIYするときは、強風で倒れないよう必ず固定金具を使用してしっかりと固定しましょう。
100円均一やホームセンターで買える「和風テイストの庭づくりに重宝するアイテム」(中編)
和風鉢・鉢カバー
庭にある鉢やプランターは、和の庭に溶け込むような鉢やプランターに植え替えましょう。
植え替える時間がないとき、また時期が適さない場合は、落ち着いた色合いの鉢カバーで覆うだけでもオシャレな雰囲気になります。
松・竹・梅・モミジなどの盆栽や鉢植えの樹木を取り入れると、より和のムードが高まりますよ。
ガーデンライト
昼間は風景のアクセントに、夜になると庭全体を幻想的なムードにしてくれるガーデンライト。
100円均一には景観を邪魔しないシンプルなデザインのものが、ホームセンターには陶器製や竹でつくられたもの、和紙を彷彿とさせるデザインなど多彩なラインナップが展開されています。
少し高価にはなりますが、灯籠型のライトを設置するのも趣深くておすすめです。
庭石・景石
庭石も和風の庭を形づくる重要なアイテム。大きめの庭石が2〜3個あるだけでも庭の雰囲気がグッと引き締まります。
スペースにゆとりがあるときは、石や砂だけで自然を表現する枯山水(かれさんすい)にトライしてみるのもオススメ。
砂の上に大き目の景石を配置し、ホウキや水切りワイパーで水が流れているような模様を書き込むと小規模ながらも立派な枯山水になりますよ。
100円均一やホームセンターで買える「和風テイストの庭づくりに重宝するアイテム」(後編)
睡蓮鉢
和風の庭を構成するアイテムの中には、池や鹿威し、手水鉢など水に関するものも多くあります。しかし値段が高額だったり、工事が必要だったり、なかなか設置に踏み切れない人も多いでしょう。
そんなときにオススメなのが睡蓮鉢。置いておくだけでも和風の庭のよいアクセントになり、さらには水草を浮かべたり、メダカを飼ったり、ビー玉を沈めたりなどさまざまな楽しみ方ができます。
文字通り睡蓮を育ててみるのもステキです。
縁台・置くだけウッドデッキ
縁側は洋風住宅にはない日本建築ならではの文化。新規でつくるとなると大変ですが、ホームセンターで販売されている縁台なら置くだけで簡単に縁側をつくることができます。
広いスペースが欲しいときは、落ち着いた色合いの「置くだけでウッドデッキ」を置くのも良いでしょう。家と庭をつなぐ存在として、また安らぎの場所としてぜひ取り入れてみてください。
まとめにかえて
和風の庭は独特の趣きがあり、心が安らぐような気分になるのが大きな魅力。
本記事では和風の庭や和モダンの庭にあうアイテムを紹介しましたが、松や梅、大きくなり過ぎない棕櫚竹やクロチクなどを植えるのもオススメです。
ぜひ「わびさび」が感じられるような和風の庭・和モダンの庭をつくってみてくださいね。