【神戸】港町ならではの観光スタイル「クルーズ」の魅力を体験しました

こんにちは、突然ですがみなさんは神戸の観光と言われて思い浮かぶのはどこですか? 名所の多い神戸ですが、港町であることも“神戸らしさ”ですよね。船の上から観光名所を一望できるクルーズは神戸ならではの景観の楽しみ方です。

「クルーズの魅力をより多くの人に知ってもらいたい」と、神戸港観光船協議会が開催した観光船「ルミナス神戸2」の試乗会に、新米記者Nが参加してきました。

楽しみ方はそれぞれ!「ルミナス神戸2」「boh boh KOBE」「コンチェルト」など...

出典:リビング兵庫Web

▲今回乗船した「ルミナス神戸2」

船は、神戸・ハーバーランドにある中突堤旅客ターミナルから、午後5時に出航!「どんな景色が見られるのだろう…」と期待で胸が膨らみます。

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▲船内は、広々としたスペースでゆっくりとくつろぐことができます

試乗会は、神戸港観光船協議会の平井正雄さんによるあいさつから始まりました。コロナ禍の影響でなかなか人が集まらず苦しい思いをした神戸港ですが、徐々に人が戻りつつあるそう。

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▲あいさつをする神戸港観光船協議会の平井さん

続いて、神戸港観光船協議会に属する3社のプレゼンテーションが。神戸クルーザーは、「夕陽と夜景。地上にない、ひととき」をコンセプトに、季節ごとの日没時間に合わせて運航することで明石海峡に沈む夕陽ときらめく夜景を楽しむことができる「コンチェルト」と、日本最大の定員1000人のレストランクルーズ船「ルミナス神戸2」を紹介しました。コンチェルトでは、南仏の太陽と海を思わせるフレンチのコース「ブルーオーシャン」、月の神話から着想を得た「アルテミス」、さまざまな調理法で神戸牛を堪能できる「海王コース」など、フレンチや鉄板焼きをメインとした料理を楽しむことができます。

神戸ベイクルーズは、和のテイストが詰め込まれた「御座船安宅丸(ゴザブネアタケマル)」を、神戸シーバスは赤・青・白の配色がかわいい「boh boh KOBE(ボーボーコウベ)」をプレゼン。各社の神戸港と観光船に懸ける熱意が伝わってきました。

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▲セーラーをモチーフにしたポップなデザインの「boh boh KOBE」

船上から見る日没時の明石海峡大橋や神戸の夜景に感動

各社のプレゼンが終わってしばらくすると、明石海峡大橋が見えてきました。デッキに出て景色を楽しみます。橋の向こうにはオレンジ色の夕陽があり、初めて見る明石海峡大橋をとても美しく感じました。

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▲明石海峡大橋が見えてくると、多くの乗客がデッキに出て景色を眺めていました

明石海峡大橋から神戸港に戻ったときには、夜に。デッキに出ると潮風が心地よく、きらめく神戸の街の夜景にも感動しました。水面に映る夜景も、海ならではの魅力ですね。

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▲メリケンパークの東、「アトア」などが建つ新港第一突堤方面の夜景

海外で、“神戸牛”に比べて“神戸”が認知されていないことにショックを受け、「クルーズ船を通して神戸を、そして神戸を通して兵庫を知ってほしいと思うようになった」と、神戸クルーザーの担当者。

今回、初めてクルーズ船に乗りましたが、美しい神戸の街並みを海上から楽しむのは新鮮な体験でした。観光船の乗り場周辺には、神戸ポートタワーやフォトスポットとして人気の「BE KOBE」のモニュメントもあり、乗船の前後に楽しめますよ。

現在、神戸クルーザーのインスタグラム(https://www.instagram.com/bayviewkobe/)では、2月末まで募集をしていた

「夕陽と夜景・海に浮かぶ宝石箱 ~BAY VIEW KOBE~フォトコンテスト2023-2024」の写真を見ることができますよ。乗船する前に、まずは写真で“港町・神戸”の魅力を体感するのもいいですね。

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