NY株4日ぶり反発、47ドル高 ナスダック、SP最高値

 【ニューヨーク共同】2月29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発、前日比47.37ドル高の3万8996.39ドルで取引を終えた。朝方発表された米経済指標の結果を受け、過度なインフレ懸念が和らいで買い注文が優勢となった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、144.18ポイント高の1万6091.92と約2年3カ月ぶりに終値の過去最高値を更新。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も終値の最高値を付けた。

 1月の米個人消費支出物価指数の前年同月比上昇率が2年11カ月ぶりの低水準となり、FRBが今年半ばにも利下げを始めるとの見方が強まった。

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