たかまつかなえさん（＠d_nuts_note）は2児の母。ある日、長女からむずかしい言葉の意味を聞かれて説明しようとしていると、横から次女の声が。的外れなようでメルヘンな回答に「かわいい」「平和」と称賛の声が集まりました。

「憎しみって何？」その答えとは

たかまつかなえさんは、7歳と5歳の娘さんのお母さん。ある日の就寝前に、上の娘さんがむずかしい言葉の意味を聞いてきたそうです。

「憎しみって何？」

小さい子どもに理解してもらうのは、むずかしそうな言葉ですね。それでも、たかまつかなえさんは娘さんに説明してあげようとしたのだとか。

しかし、たかまつかなえさんが口を開こうとすると、下の娘さんがシリアスな顔をして、自分なりに解釈した意味を教えてくれました。

「ぶたにくにあじがしみてる、ってことじゃない？」

予想外の回答に一瞬意味がわからなかったそうですが、「憎しみ」→「肉染み」だとわかると、みんなで笑顔になってしまったのだとか。とってもおいしそうな回答に、家族はもちろん、フォロワーまでもが平和な気持ちにさせられたのでした。

娘さんはアニメに出てきたセリフの意味が知りたかった

「憎しみって何？」という質問は、寝る前の習慣としているお話タイムにでてきました。

「その日に見ていたアニメの中に『人間の憎しみが……』というセリフがあり、引っかかっていたようです。お布団に入って寝る前に1日のできごとを話す習慣があるのですが、急に思い出した様子で聞いてきました」

しかし、下の娘さんが「ぶたにくにあじがしみてる、ってことじゃない？」と回答した瞬間、家族の雰囲気は一変します。

「みんな一瞬どういう意味かわからなくて、ハテナマークが浮かんでいました。私が『ああ！”肉に染みてる”で”肉染み”ってことか！』と大きい声を上げるとなぜか2人とも爆笑して、みんなでおなかが痛くなるくらい大笑いしました。下の子はお肉料理が好きなので、『にく』に素早く反応したのではないかな～と思います」

そんなやり取りを経て、あらためて意味を説明することになったたかまつかなえさん。もちろん、下の娘さんの話も肯定しつつ、「憎しみ」を幅広い意味で説明してあげたようです。

「憎しみというのは『すごーく嫌だ』とか『嫌いな気持ち』のことなんだけど、肉が染みてることをにくしみっていうのも正解だねと答えました」

とっても和やかな雰囲気に包まれた就寝前の時間。今回の子どもたちのやり取りを聞いて、たかまつかなえさんには新しい発見があったそうです。

「上の子の疑問に成長を感じましたし、下の子の自由な発想にも驚きました。『子どもたちの頭の中を覗いてみたいな～』という気持ちになりました」

憎しみの気持ちが吹き飛んでしまうくらい自由な下の娘さんの回答。子どもたちには、こんな楽しい未来を歩んでもらいたいですね。

取材協力：たかまつかなえさん（@d_nuts_note）

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