スティング、『デューン/砂の惑星』で着用したパンツをオースティン・バトラーに提供!?

スティングが、『デューン/砂の惑星』で着用したパンツ(股間を覆う布)をオースティン・バトラーに提供しようとしたそうだ。

『デューン 砂の惑星PART2』でフェイド=ラウタ・ハルコネンを演じるオースティンだが、同キャラクターは1984年にフランク・ハーバートの小説を映画化したオリジナル作品で、スティングが初めて演じたものとなっている。

二人は先週末、ニューヨークで行われたプレミアで出会い、オースティンはこう話していた。「とてもシュールだった。びっくりしたよ」「彼は最高だ。ようやく姿を現した彼は、本当にハンサムで、魅力的だった」「『デューン/砂の惑星』への出演について彼に聞いたら、まだオリジナルのパンツを持っているから、ドライクリーニングして、着たければ着ても結構と言っていたよ」

同キャラクターは、2021年の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』には登場しなかったが、今回の続編では主要な敵役として立ち回るそうでスキンヘッドの完全に冷酷な殺人者のバージョンとなった自身の役についてオースティンは、「極悪人だ。彼のようなキャラクターを演じたことはなかったし、裁きたくないと思った。だから、子供時代がどんなものだったかを想像することが多かった」と続けた。

しかしオースティンは以前に映画『エルヴィス』に全力を注いでいたため、この役では自分の演技方法を控えめにしたと、ロサンゼルス・タイムズ紙に語っている。「過去に『エルヴィス』で3年間、その世界の中で生きることを模索した経験があって、昼夜を問わず、そのことだけを考えていた」「フェイドに関して言えば、それが家族や友人にとって不健全なことになるとわかっていた」「だから、意識的に境界線を引くことにした」「そうすることで、いつ行動を起こし、いつそれをカットするかを選択する自由度が増した。自分たちがしていることの文脈の外で、他のすべての人を守ることになると分かっていたから」「とはいえ、それが生活に影響しないわけではない」「でも、その境界線の外では危険なことはしないと分かっていたし、より深く踏み込んでいくこともできた」

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