1月の携帯電話出荷台数68.1%増、AIスマホが将来の成長源に―中国

1月の中国市場における携帯電話の出荷台数は前年同期比68.1%増の3177万8000台だった。

中国情報通信研究院が28日に発表したデータによると、2024年1月の中国市場における携帯電話の出荷台数は前年同期比68.1%増の3177万8000台だった。そのうち、5Gスマートフォンは同59.0%増の2616万5000台となり、同期の携帯電話出荷台数の82.3%を占めた。同期に中国で発売された携帯電話の新機種は同123.1%増の29種類あり、そのうち5Gスマホが同28.6%増の9種類で、同期の新機種の31.0%を占めた。

中国の携帯電話ブランドはより目覚ましい成長率を示した。1月の国産ブランド携帯電話の出荷台数は同165.2%増の2623万6000台で、同期の携帯電話出荷台数の82.6%を占めた。発売された新機種は同116.7%増の26種類で、同期の新機種の89.7%を占めた。

先に同研究院が発表したデータを見ると、23年の中国の携帯電話全体の出荷台数は前年比6.5%増の2億8900万台となり、そのうち5Gスマホが同11.9%増の2億4000万台だった。

人工知能(AI)機能を搭載したAIスマホが携帯電話市場の今後の成長源になるとみられる。華為(ファーウェイ)、小米(シャオミ)、OPPO、vivoなどの中国スマホメーカーは最近、AIスマホ分野への参入をそろって発表した。インターネットデータセンター(IDC)の予測では、今後数年の間にAIスマホとAIパソコンがいずれも大幅に成長するという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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