錦織圭、20日開幕の「マイアミ・オープン」の主催者推薦枠を獲得。23年7月以来、約8ヵ月ぶりの実戦へ

錦織圭が約8ヵ月ぶりの実戦復帰へマイアミ・オープンの主催者推薦で出場

男子テニスツアー「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000/3月20~31日)は2月29日、元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ/世界ランク353位)にワイルドカード(主催者推薦)を与えると発表した。

大会はSNSを通じて「今年のマイアミ・オープンでお馴染みの顔ぶれが戻ってくる!」と元女王のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)やキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)らとともに、錦織にワイルドカードを与えることを発表した。

昨年6月に約1年8ヵ月ぶりにコートに戻ってきた錦織は、復帰戦となったチャレンジャー大会で優勝。その後、7月にはATP250 アトランタ大会でツアー8強入りなど順調な歩みを進めていた。だが、左膝を痛めて再び休養へ。ツアーから離脱し、今季もまだ出場はない。

その中で今月21日にはコートを駆けてストロークを放つ動画を公開し、24日には、元世界ランク7位で2002年の全豪オープンチャンピオンであるトーマス・ヨハンソン氏のチーム加入が発表されていた。

過去11度の出場で最高成績は2016年の準優勝。決勝でノバク・ジョコビッチと対戦し3-6、3-6で敗れ、惜しくもタイトル獲得とはならなかった。その他、2014年にベスト4、2015、2017年にベスト8入りを果たしている。

20日に開幕する同大会に出場となれば約8ヵ月ぶりの実戦となる。

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