参議院議員時代に自民党二階派に所属の中原八一新潟市長「派閥の裏金づくりが行われていた認識はない」

中原八一氏

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件に関し、参議院議員時代に二階派に所属していた新潟市の中原八一市長は2月29日、市議会代表質問で議員時代のことを問われ、「派閥からの目標分のパーティー券販売を行ったことがあるが、いわゆる派閥の裏金づくりが当時行われていたという認識はない」と述べた。

 キックバック(還流)に関しては、政治資金収支報告書の保存期間が過ぎ、確認できないとした上で「派閥からの寄付は全て法にのっとり、適正に処理されているものと認識している」と語った。

 中原市長は2010年から参院議員(新潟選挙区)を1期務めた。

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