【ひな祭りレシピ4選】甘酒プリンが美味しい・健康・簡単だと話題|子どもが作れる&食べやすいひな祭りスイーツ

3月3日はひな祭り。お雛様や桃の花を飾ってお祝いする家庭も多いのではないでしょうか?

ひな祭りの食べ物といえば、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、おやつではひし餅や桜餅、甘酒がありますね。

ひな祭りのスイーツには、普段食べる機会が少ない食材が使われていることもあり「なかなか子どもが食べられない……」ということも珍しくありません。

そこで今回は、子どもも食べやすいひな祭りスイーツを紹介します。

甘酒プリン

【材料(プリンカップ4個分)】

  • 豆乳…300cc
  • 甘酒…150cc
  • ゼラチン…5g
  • いちごジャム…お好みで少々

【作り方】

1.ゼラチンを水に浸しふやかしておく(粉ゼラチンの場合工程を省く)

2.鍋に豆乳と甘酒を入れ中火で加熱する

3.ゼラチンに大さじ1のお湯(分量外)を入れ溶かす

4.鍋が沸騰する前に火を止め【3】を入れて混ぜる

5.【4】をプリンカップに流し入れ、粗熱をとってから冷蔵庫で冷やし固める

6.固まったらお皿に移し、お好みでいちごジャムを乗せたら完成!

甘酒のまろやかな甘さのやさしいプリンができました。

小学生高学年の子どもは甘酒と豆乳のバランスがちょうど良く、おいしいと食べてくれましたが、園児の子どもには少し甘酒の風味が濃かったようです。

甘酒独特の風味が苦手な子どもには、甘酒の分量を100ccに減らし、豆乳を350ccに増やして作ってみると、おいしく食べられました。甘酒の分量は子どもの好みに合わせて調整してみてくださいね。

また、あらかじめブレンダーで甘酒の粒感をなくしておくと食べやすくなりますよ。

ひし餅風クッキー

【材料(5枚分)】

  • 市販のクッキーミックス…200g
  • クッキーミックス指定の材料
  • いちごパウダー…小さじ1
  • 抹茶パウダー…小さじ1
  • 牛乳パック(1L)…1個

【作り方】

1.クッキーミックス指定の材料と作り方で生地を作る

2.生地を三等分にする

3.生地のひとつはいちごパウダー、もうひとつは抹茶パウダーを入れ混ぜ合わせる

4.それぞれ生地を伸ばし、ラップで包んで冷蔵庫で5分~10分休ませる

5.牛乳パックの長方形の面を切り取り、細長くなるよう縦半分に切る

6.切った牛乳パックを半分に折る

7.中央に向かって両端を折り、ひし形を作ってテープで留める

8.牛乳パックの型でクッキー生地を抜いていく

9.下から緑→白→赤(桃色)の順で3色重ね、手のひらで上から少し押さえて密着させる

10.170度に温めたオーブンで15分程度焼いたら完成!

いちごと抹茶、プレーンそれぞれの味がしっかり感じられ、食べる手が止まりません。

市販のクッキーミックスを使っているので、着色と形を工夫するだけで簡単にひな祭りらしい仕上がりになります。

桜餅風白玉あんこ餅

【材料(4個分)】

  • 白玉粉…30g
  • 薄力粉…50g
  • 水…100cc
  • 赤い着色料…ひとつまみ
  • サラダ油…少々
  • あんこ…80g

【作り方】

1.ボウルに白玉粉と水を入れて、ダマがなくなるまでよく混ぜる

2.薄力粉を入れて混ぜ合わせる

3.赤い着色料を入れる

※様子を見ながら少しずつ足すようにしてください

焼くと赤みが強くなるので、うっすら桃色に色づいているくらいがちょうど良さそうです。

4.熱したフライパンにサラダ油をひき、生地を流し入れて両面焼く

5.焼きあがった生地にあんこを乗せて挟めば完成!

白玉粉が入っているのでもちもちした食感があり、餅らしさも感じられました。もっと白玉のもっちり感が欲しい人、クレープ生地っぽくしたい人は、白玉粉と薄力粉の分量を調整してみてくださいね。

大人は桜葉の塩漬けを巻いて食べるのもおすすめです!

餅の3色ひなあられ

【材料(40個分)】

  • 切り餅…5個
  • きな粉…5g
  • いちごパウダー…5g
  • 抹茶パウダー…5g
  • 粉糖…15g(5gを3つ分)

【作り方】

1.切り餅を8等分に切る

2.天板に切り餅を並べ、170度に温めたオーブンで20分焼く

3.いちごパウダー、抹茶パウダー、きな粉にそれぞれ粉糖を混ぜ合わせる

4.焼きあがった餅をパウダーに絡めて色をつけたら完成!

外はカリっと中はもっちりなお餅あられが完成しました。全体にパウダーがついていなくても、しっかりいちごや抹茶、きな粉の味を感じられました。

片手でもつまみやすいので、おやつとしても便利! 冷めると固くなってしまうので、焼き上がり後はすぐに食べてくださいね。

まとめ

女の子の成長や幸せを願うお祝い「ひな祭り」。当日はおいしい料理に腕を振るうママやパパも多いでしょう。 ひな祭りにちなんだおやつの中には、食べ馴染みのない食材もあり、残ってしまった経験がある家庭も珍しくありません。 今年は、子どもも食べやすい材料やレシピでおやつを作ってみませんか? 作りながらひな祭りの由来やなぜそのおやつを食べるのかなど、歴史を振り返ってみるのも楽しいですよ。 文/丸山希

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