大谷翔平（ドジャース）が自身のインスタグラムで結婚を発表したことを受け、MLB公式サイトでドジャースを担当するフアン・トリビオ記者も「大谷がまたも市場から消えた！」と題した記事で大谷の結婚を報じている。トリビオ記者は「世界的なスーパースターになる一方で、大谷は極めてプライベートな人物であり続けてきた。フィールド外のことについて明かすのは彼にとって異例のことである。だからこそ結婚の発表は世界を驚かせた」と記している。
大谷は日本時間３月１日、メディアの囲み取材に応じ、「全部をトータルで見たときに、シーズン前がベストじゃないかなと思った。時期に関しては書類を整理しないといけないところもあったので、もうちょっと早めにしたかったというのもあるけれど、少し伸びて今日になった」と結婚発表のタイミングについて言及。結婚相手については「普通の日本人女性。初めて会ったのは、正確な日付はわからないけれど、３～４年前」と語った。
２度目の満票MVPに輝いたあと、ドジャースと10年７億ドルという超大型契約を結んだ大谷だが、ＦＡにおける決断との関係について「それは全くなかった。彼女自身も僕の意見を尊重してくれているし、野球とは別のこと。どこに行っても一緒に来てくれるという感じだったので、自分がどこで野球をしたいかを一番に考えた」とコメント。結婚相手の女性はスプリング・トレーニングの途中に渡米し、現在は大谷と一緒に過ごしているようだ。
大谷の結婚発表はドジャースの同僚やコーチ陣にとってもサプライズだった。キケ・ヘルナンデスは「今朝知ったよ」とコメント。デーブ・ロバーツ監督も今朝起きたときに、妻からニュースを知らされたという。「まず、私もみんなと同じように驚いたよ。でも、彼と奥さんにとって非常に幸せなことだ。驚いたから結婚のお祝いを考える時間がなかった。これから考えようと思う」とロバーツ監督。トリビオ記者は「ドジャースは大谷が今後10年間で多くのリングを手にすることを願っているが、これが最初のリングになった」としている。
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