【速報】大量のがれき散乱 震災2ケ月 津波襲った能登町白丸地区

能登半島地震で起きた津波で甚大な被害を受けた石川県能登町の白丸地区は、発生から2カ月近くがたっても大量のがれきが散乱していた。火災に見舞われた一角は焦げた臭いが残り、黒くなった車や焼け残った瓦が積み重なっていた。先の見通せない生活に疲労を募らせながら故郷に残る人もいれば、去る決断をする人もいる。住人からは「安心して暮らしたい」と声が上がった。気象庁によると、約4・7メートル(痕跡高)の津波が約200世帯の白丸地区に到達した。

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