「何かひとつでも見つけて、ご家族に…」行方不明者、今も196人 警察官が一斉捜索 福島

震災から13年を迎えるのを前に、福島県内の沿岸部では、警察による行方不明者の一斉捜索が行われました。

行方不明者の一斉捜索が行われたのは、いわき市の薄磯海岸付近の沿岸部で、いわき中央警察署の署員およそ30人が捜索にあたりました。署員たちは、海岸の砂をかきわけながら、行方がわからない人たちの手がかりを探していました。

いわき中央警察署・星拓哉巡査「手がかりになるものを何かひとつでも見つけて、ご家族のもとに返せるようにという思いで捜索しました」

県警察本部によりますと、震災の地震や津波で県内では1614人が犠牲となり、13年が経つ今もまだ196人の行方が分かっていません。

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