TGR TEAM SARDが2024年の体制とカラーリングを発表。カラーラインをアグレッシブに先鋭化

 3月1日、スーパーGT GT500クラスに参戦するTGR TEAM SARDは、2024年のDENSO KOBELCO SARD GR Supraのカラーリング、さらにドライバーの関口雄飛と中山雄一が着用するレーシングスーツのデザイン、チーム陣容を発表した。カラーリングは伝統のホワイトとレッド、ブルー、ピンクが組み合わされ、昨年よりもアグレッシブに先鋭化されている。

 スーパーGTの前身であるJGTC全日本GT選手権初年度から参戦を続ける古豪TGR TEAM SARDは、すでに2023年12月にTOYOTA GAZOO Racingから発表されたとおり、今季もチーム加入3シーズンめの関口雄飛と6シーズンめの中山雄一のコンビで激戦のGT500クラスに臨んでいく。

 迎える2024年は、チーム代表は近藤尚史サード取締役社長が務め、5年目の指揮を執る脇阪寿一監督のもと、柏木良仁チーフエンジニア、ブリヂストンタイヤという体制で参戦。エンジニアやメカニックは若手を重用していく。

 そして2024年のDENSO KOBELCO SARD GR Supraのカラーリングは、チームを長年サポートするデンソー、神戸製鋼所(コベルコ)、和光ケミカル、タイコエレクトロニクスジャパンをはじめとする協賛各社のコーポレート&ブランドロゴが映えるお馴染みのものとなったが、各社ロゴの視認性とアイデンティティを重要視したカラーリングを継続し、カラーラインをアグレッシブに先鋭化。コベルコのキャンペーンメッセージ『あしたにいいこと、KOBELCOと。』をリアウイング翼端板に掲出する。

 さらに、長年コラボレーションを続けているサッカーJ1リーグの名古屋グランパス、ジャパンラグビー・リーグワンの神戸製鋼コベルコスティーラーズのエンブレムも車体各部に躍る。今季、名古屋グランパスはサポーターとともに作り上げた新エンブレムを導入しているが、こちらも新しいものとなった。

 また、ドライバーのスーツも関口と中山の意見を採り入れたラインデザインを採用。車両同様、爽やかでアグレッシブなラインが施された。

 2月29日〜3月1日に鈴鹿サーキットで行われているメーカーテストでは、まだカーボンブラックのまま走行しているDENSO KOBELCO SARD GR Supra。新カラーリングは非常に楽しみなところだろう。

TGR TEAM SARD

2024年スーパーGT参戦体制

カーナンバー:39
チーム名:TGR TEAM SARD
車両名:DENSO KOBELCO SARD GR Supra
ドライバー:関口雄飛/中山雄一
チーム監督:脇阪寿一
タイヤ:ブリヂストン
チームオーナー:加藤眞
チーム代表:近藤尚史
チーフエンジニア:柏木良仁

2024年の関口雄飛と中山雄一のレーシングスーツデザイン
2024スーパーGT鈴鹿メーカーテスト DENSO KOBELCO SARD GR Supra

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