企画展「蘭花譜と大山崎山荘」3月9日(土)からアサヒグループ大山崎山荘美術館で

3月9日(土)~5月12日(日)、アサヒグループ大山崎山荘美術館(京都府乙訓郡)で企画展「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘─大大阪(だいおおさか)時代を生きた男の情熱」が開催されます。

出典:リビング大阪Web

▲アサヒグループ大山崎山荘美術館

木版画の美しい色彩や技法に触れて

同展では、大山崎山荘を作った加賀正太郎の足跡をたどりながら、彼が育てたランをモチーフに監修した「蘭花譜」(1946年発行)を紹介。木版画83点、カラー図版14点、単色写真図版7点の104点で構成される植物図譜です。なかでも木版画の美しい色彩や技法は、美術品としても高い評価を受けています。

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▲「蘭花譜」No.72 レリオカトレヤ・ペレウス「オオヤマザキ」アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵

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▲加賀正太郎

展示にちなんだオリジナルスイーツや関連イベントも

同館喫茶室ではカフェ企画として、リーガロイヤルホテル京都が同展のために考案した特製オリジナルスイーツを提供。イチゴ風味のスポンジ生地とラズベリーのバタークリームやジャムを合わせた鮮やかな色合いが印象的な「カトレヤ」は、「蘭花譜」にちなんだ華やかなケーキです。「マダム・チヨコ」は、ビターなチョコレート風味。「高津小町」とうたわれた加賀正太郎夫人・千代子の名前がついています。また、期間限定でドリンクメニューにハイボールも。

また、同館庭園内レストハウスでの「蘭の展示即売会」(3月22日~24日、各日午前10時~午後5時)などの関連イベントも要チェック! 詳細はWebサイトで確認を。

企画展「加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念 蘭花譜と大山崎山荘─大大阪時代を生きた男の情熱」

会場 アサヒグループ大山崎山荘美術館(京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3、JR山崎駅・阪急大山崎駅歩10分)

会期 3月9日(土)~5月12日(日)

休館日 3月11日、4月8日・15日・22日(いずれも月曜)と、4月30日、5月7日(いずれも火曜)

観覧料 一般1100円、高大生500円、中学生以下無料

TEL 075-957-3123

https://www.asahigroup-oyamazaki.com/exhibition/rankafu/

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