クマの出没 2024年度は減少の見込み 宮城県がシーズン予報を発表

宮城県は、2024年度のクマ出没シーズン予報を発表しました。クマの目撃件数は、2023年度に比べて減少する見込みだということです。

県はクマに対する注意を呼び掛けようとクマ出没シーズン予報を春と冬の年に2回発表していて、4月から11月のクマの出没件数は平年並みとなる見込みだということです。

2023年秋にクマの餌となるドングリなどの木の実が凶作だったためクマの繁殖が進みづらく、春以降の個体数は増えにくいと見ています。

県によりますと、2023年度に確認されたクマの痕跡や目撃件数は集計を始めた2005年以降、過去2番目に多い1337件でしたが、2024年度は1000件以下に減少すると予想しています。

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