伝説的ホラー・コメディ『バタリアン』がファン待望の日本初Blu-ray化

伝説的ホラー・コメディの傑作『バタリアン』がファン待望の日本初Blu-ray化、4月26日(金)に発売されます。

『バタリアン』――その名前に、1980年代後半に子供時代を過ごした多くの人が、つい反応してしまうことでしょう。日本で86年に公開された本作は、登場するゾンビに“オバンバ”や“タールマン”と勝手に名づけたり、「あなたの脳みそ食べさせて~」というセリフが耳に残るラジオCMを流すといったコメディ路線に振り切った配給会社・東宝東和の仕掛けが大当たり。そのテイストを継承したテレビ用吹替版が主に小学生を熱狂させ、その知名度は全国的なものに。ホラー映画ファンだけのものであった“ゾンビ”を誰もが知る存在へと変え、“オバタリアン”なる流行語まで生むこととなった伝説的な作品です。

本作で監督デビューを果たしたダン・オバノンは、『エイリアン』や『トータル・リコール』『スペースバンパイア』の脚本家としても知られる、ジャンル映画ファンにはお馴染みの人物。当時、ブーム全盛期であったSFXや特殊メイクを駆使し、人間の脳を求めて異形の怪物たちが縦横無尽に暴れ回る、ゾンビホラーとスプラッターとコメディが見事に融合した、一級のエンタメ作品に仕上げました。『バタリアン』は1985年のホラー映画世界配収No.1を記録し(※日本公開当時のチラシより)、その後シリーズ第5作までが製作される大ヒット作となりました。

既発のDVDが廃盤となり中古市場で高騰する状況が続くなか、日本版Blu-rayの発売が熱望されていましたが、この度ついにリリースが決定。メイキングやオーディオ・コメンタリー、80年代のホラー映画ブームをジョー・ダンテ監督らが語る「THE DECADE OF DARKNESS」など特典も盛りだくさんです。本作の大ファンでもあるアートディレクター / 映画評論家の高橋ヨシキが、パッケージデザインと解説原稿を手がけています。

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