さだまさし、トーク・アルバム『歌ってはいけないCD さだばなし 迷作集 令和六年版』発売決定

昨年レコード・デビュー50周年を迎え、この2月~3月には〈さだまさし 50th Anniversary コンサートツアー ~なつかしい未来~アンコール公演〉(「グレープナイト」「工務店ナイト」「管もナイト」「弦もナイト」)を東京と大阪で開催中のさだまさし。昨年6月から8月に行われた同公演の模様を余すことなく収めた、そんな50周年記念ライヴ作品『さだまさし 50th Anniversary コンサートツアー 2023~なつかしい未来~』(Blu-ray4枚組BOX / DVD4枚組BOX / CD4枚組BOX /各CD4種)が自身のバースデーでもある4月10日(水)にリリースされることが既に決定していますが、さだのコンサートの真骨頂のひとつとも言える「小噺」をフューチャーした最新トーク作品が、来たる5月22日(水)に発売となることも発表となりました。

最新トーク作品のタイトルはさだならではのネーミングセンスが光る『歌ってはいけないCD さだばなし 迷作集 令和六年版』。今回発表された同作品は、5月24日(金)よりスタートする〈2024さだまさしコンサートツアー”51”〉に先駆けて、5月22日に“デビュー51周年作品”としてCD3枚組でリリース、ビクター移籍後の2018年~2024年の最新爆笑トークを収録します。年齢を重ねるごとにアップデートされ、舌好調な爆笑&心温まるあのネタこのネタは必聴です。

今作品に関して、さだ曰く「音楽会に本来トークは不必要です。ただし“娯楽”を考えた時、“楽しむとは何か”という大きなテーゼがあります。だから司会者の代わりに喋るのであります。また、僕のように比較的哲学的なテーマの歌が多い歌手が、ステージ上でストイックに音楽だけを追求してしまえば、そこに虚像が生まれ、うっかりすると“尊敬されてしまう”恐れがありますから、虚像を廃し実像をお伝えすることが大切です。私は大きな人間でも優れた人間でもなく、人生の迷いを歌にしているだけの小さな生き物です、という思いを伝えるために私は“喋る”のであります。いいですか、ここに収録されたトークは確かに“最新録音”で、それぞれが“超”バージョンアップされた最新ライブのトーク集ではあるといえども、喋りだけを抜き出してCDにするのは実にけしからんことであります。ヒットしちゃったらどうするんだっっ!!!歌を聞きなさい!!!」とコメントを寄せています。また、収録内容の一部とともに同作品のジャケット写真並びに2024年最新アーティスト写真も公開となっているのでそちらもぜひチェックしてください。

さらに、トーク作品に先駆けてリリースとなる50周年記念ライヴ作品『さだまさし 50th Anniversaryコンサートツアー 2023~なつかしい未来~』のショート・ティザー映像もさだまさしオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開。同作品は、昨年迎えた50周年を記念して開催された全国コンサート・ツアーのうち、前半ツアーとして6月~8月に東京・大阪・名古屋のみで「一夜 グレープナイト」「二夜 工務店ナイト」「三夜 管もナイト」「四夜 弦もナイト」と銘打って毎夜趣向・編成・セットリストを変えて行われた4夜の公演を完全パッケージ化したもので、2023年6月29日・30日、8月1日・2日の東京国際フォーラムホールA公演の模様を収録。4夜トータルで披露された半世紀にわたった名曲の数はなんと全65曲にも及び、一夜では吉田政美との微笑ましいクロストークを存分に、二夜から四夜では大ネタから小ネタまでトーク・パートもたっぷり収録し、映像作品は豪華LPサイズBOXに同サイズ60Pのブックレット付で4夜セットのBlu-ray BOXとDVD BOXの生産限定盤として、ライヴCD作品はスペシャルBOX仕様のやはり生産限定盤の4夜BOXと一夜から四夜までの単品商品としてリリースされます。ファンにとってはさだまさしを語る上で欠かすことのできない記念盤として、ファンでなくとも“これぞさだまさし!”という作品集になっているのでこちらも必見・必聴です。

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