重要なゴールで勝利貢献…チェルシーFWムドリクは自信を口に「とても前向き」

チェルシーに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが、自信を深めていることを明かした。2月29日、クラブ公式サイトが伝えている。

現在23歳のムドリクは昨年1月に総額8850万ポンド(約168億円)と見られる移籍金でチェルシーに完全移籍し、8年半契約といった大型契約を締結した。大きな期待を背負って加入したものの、なかなか好印象を残すことができず。今シーズンここまで公式戦27試合に出場して5ゴール3アシストを記録しているが、先発出場は13試合にとどまっており、新天地への適応に苦しんでいることが指摘されている。

それでも、2月28日に行われたFAカップ5回戦のリーズ戦ではいつもの左サイドではなく、10番の位置で先発出場を果たすと、一時勝ち越しとなるゴールを決めるなど、後半アディショナルタイムまでプレーして3-2での勝利に貢献。試合後にはファンが選ぶプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)にも選出されていた。

2024年に入って自身初ゴールを決めるなど、リーズ戦で活躍を見せたムドリクは試合後、「とても前向きな感情になっている。特に、自分が決めたゴールでチームを助けて勝つことができたからね。すべての勝利がチームの自信につながる。特にこの勝利でこの大会を勝ち進むことができたし、再び決勝進出を目指しているからね」と喜びを口にした。

リーグ戦では暫定11位と苦しんでいるなか、カラバオ・カップでは決勝へと勝ち進んだものの、延長戦の末に0-1で敗れて準優勝に終わったチェルシー。ムドリクは「この前の試合については皆イライラしていたので、僕たちにとってはこの勝利がとても重要だった」とすでに今後の戦いに向けて前を向いていることを強調した。

「僕たちは進み続けなければならない。悲しんでいる場合ではない。次の試合、次の試合、その次の試合も勝ち続けなければならない。得点を決めれば、自分の自信に大きくつながる。ゴールはお互いの成長を手助けしてくれるし、より良くなっていくことができる」

【ハイライト動画】チェルシーvsリーズ

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