国連総長、ガザ援助待つ市民100人超死亡で「独立調査必要」

[29日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は29日、パレスチナ自治区ガザで援助物資を待つ市民100人超が砲撃を受けて死亡したことについて、効果的な独立調査が必要との見方を示した。

国連安全保障理事会でガザ停戦を求める決議案が否決されたことを問われると、地政学的分断の悪化により「拒否権が安保理の行動を停滞させる事実上の道具と化した」と嘆いた。

人道的停戦と人質の無条件かつ即時の解放が必要で、「これらの目的を達成できる安保理が必要だと確信している」とした。

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