新見公立大 145人“春”つかむ 県内国公立大トップ切り合格発表

合格者の受験番号が張られた掲示板を確認する受験生ら

 岡山県内の国公立大のトップを切り、新見公立大(新見市西方)で1日、一般入試・前期日程の合格発表が行われ、145人が念願の“春”をつかんだ。

 大学職員が午前10時、敷地内で健康科学部3学科(健康保育、看護、地域福祉)の合格者の受験番号を掲示した。自分の番号を見つけた受験生らは「やったー」と喜び、保護者らと抱き合っていた。

 看護学科に受かった広島県立三次高の生徒(18)は「第1志望だったので本当に良かった。この学科で養護教諭になるための勉強を頑張り、大学生活も楽しみたい」と笑顔で話した。

 99人の募集定員に256人が受験し、大学入学共通テストと小論文、面接に挑んだ。

 県内の国公立大の一般入試・前期日程の合格発表は県立大が6日、岡山大が7日にある。

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