サッカー=ポグバ、薬物違反で出場停止4年 「胸張り裂けそう」

[29日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエA、ユベントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバ(30)は29日、ドーピング違反により4年間の出場停止処分を科された。

ポグバは昨年8月20日のリーグ開幕戦後に受けた検査で、持久力を高める効果のあるテストステロンで陽性反応が検出され、9月に暫定的な出場停止処分を受けた。10月に実施されたBサンプルの検査でも陽性が確認され、イタリア反ドーピング機関がポグバに対して4年間の出場停止処分を求めていた。

ポグバは声明で「私がプロ選手としてのキャリアで築いてきたものの全てが奪われたことに、悲しく、ショックで、胸が張り裂けそうだ」とコメント。

さらに「プロのアスリートとして、禁止薬物を使用してパフォーマンスを向上させるようなことは決してしないし、これまでプレーしてきたチームの仲間やサポーターをむげにしたり、だましたりしたことはない」とし、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を示した。

© ロイター