JR新潟支社 4月6日から「SLばんえつ物語」24年度定期運転を開始 など【今週の交通新聞より】

2024年2月26日~3月1日交通新聞から注目のニュースをご紹介!

交通新聞に掲載のニュースの中から、特に注目のニュースをトレたび編集室がピックアップしてご紹介します。

【今週注目のニュースはこちら】
・JR東海 「会いにいこう」キャンペーン 吉高由里子さん出演で新CMスタート
・JR九州 「かんぱち・いちろく」 4月26日運行開始
・ジェイアール西日本商事 北陸線グッズ発売
・JR新潟支社 4月6日から「SLばんえつ物語」24年度定期運転を開始
・JR北海道 「根室線ラッピング」運転開始

2月26日 月曜日

JR東海 「会いにいこう」キャンペーン 吉高由里子さん出演で新CMスタート


JR東海は22日、昨年2月から展開している「会いにいこう」キャンペーンの新CM「いこう。待ってる人がいる。」篇を公開した。東海道新幹線がつなぐ人と人を描き、〝会いたい〟を支え続けていく思いを表現している

新たに、俳優の吉高由里子さんが出演。作曲家の岩崎太整さんによる書き下ろし楽曲「会いにいこう」は、軽快なリズムにアレンジして「ハナレグミ」の永積崇さんが歌う。

吉高さんは現在、NHK大河ドラマ「光る君へ」に主演。紫式部・まひろ役で注目を集めている。永積さんは2002年に「ハナレグミ」名義でソロ活動を開始。深く温かい声と抜群の歌唱力で熱い支持を得ている。

テレビCMは、首都圏、静岡、名古屋、関西の各地区で順次放映。30秒版と60秒版がある。加えて、特設ウェブサイトでは吉高さんのインタビュー動画が見られる。

ポスターは同社の主な駅、新幹線車内に掲出。29日からは品川駅グランドパネル、26日~3月3日は名古屋駅の「シリーズ・アド・ビジョン名古屋」(100面セット)とJR西日本の「大阪駅セントラルサウンドビジョン」、3月4~10日はJR東日本品川駅中央改札内大型フラッグと「J・ADビジョン」品川駅自由通路セットで展開する。


2月27日 火曜日

JR九州 「かんぱち・いちろく」 4月26日運行開始


片道乗車と食事セット 3月7日11時から発売

JR九州は22日、4~6月の「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」(福岡・大分DC)開催に合わせて、久大線経由の博多―別府間に投入する新D&S(観光)列車「かんぱち・いちろく」を4月26日に運転開始すると発表した。座席の一般発売は行わず、片道乗車券と食事をセットした旅行商品として3月7日11時から専用ウェブサイトなどで発売する。

列車は3両編成で、1、3号車が客室、2号車が「ラウンジ杉」。座席はソファ席、ボックス席、畳個室の3タイプを備える。月・水・土曜日は博多発の特急「かんぱち」、火・金・日曜日は別府発の特急「いちろく」となる。

ダイヤは、「かんぱち」が博多発12時19分ごろ、別府着16時59分ごろ、「いちろく」が別府発11時ごろ、博多着15時47分ごろ。それぞれ途中の〝おもてなし駅〟に停車し、沿線の人々による歓迎や特産品販売を楽しめる。

車内の食事は、福岡市と大分市の飲食6店舗が各曜日ごとに、地元食材を使った料理を提供する。大分名産の日田杉を使用した列車オリジナルの器(重箱)に入れる。

旅行代金は、ソファ席(定員3人)、ボックス席(定員2~6人)が大人1万8000人、子ども1万5000円、畳個室(定員6人)がそれぞれ2万3000円、1万9000円。ボックス席1人利用は1万円追加。

JR九州企画・実施分は3月7日11時から、「かんぱち・いちろく」専用ウェブサイトで9月30日出発分まで発売。このほか全国の旅行会社でも取り扱う。


2月28日 水曜日

ジェイアール西日本商事 北陸線グッズ発売


ジェイアール西日本商事は、北陸線で運行した車両をデザインしたアクリルキーホルダーやステッカー、クリアファイルなどを、ジェイアールサービスネット金沢が運営する北陸エリアの駅ナカ店舗で発売している。3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間開業に伴い、北陸線金沢―敦賀間が第三セクター鉄道に移管されることを踏まえ、いつまでも北陸ロマンを感じてもらえるように用意した。

4月12日からサイトでも発売

アクリルキーホルダーは、485系ボンネット(白鳥)、同スーパー雷鳥、同しらさぎ、583系きたぐに、681系、521系、419系、475系など全13種類。販売はランダム、各880円。ボックスでの購入でコンプリート可能。

ステッカーは2種類。列車のイラストを中心にシンボルマークやヘッドマークをそろえたタイプと、「スーパー雷鳥信越サンダーバード」など珍しい種別表記やスーパー雷鳥の行き先表示・ヘッドマークなどをステッカー化したタイプがある。各550円。

クリアファイルは「683系&485系スーパー雷鳥」「485系雷鳥&485系ボンネット雷鳥・ゆぅトピア和倉」「413系・521系&419系」の絵柄がそれぞれ入った2枚セット3種類。各715円。

このほか、主に特急「サンダーバード」で運行されている683系・681系リニューアル車両の車体に入っているシンボルマークをあしらったマフラータオル(1760円)もある。

4月12日からは時刻表A5リングノート(金沢駅2004年バージョン、770円)を追加。同日から同社の通販ウェブサイト「トレインボックス」、JR西日本の通販ウェブサイト「DISCOVER WEST mall」、京都市の京都鉄道博物館などでも取り扱う。


2月29日 木曜日

JR新潟支社 4月6日から「SLばんえつ物語」24年度定期運転を開始


JR東日本新潟支社は4月6日から、「SLばんえつ物語」(磐越西線新津―会津若松間)の2024年度定期運転を開始する。期間は9月29日までの土曜日・休日50日間を設定。1999年のデビューから4月29日で25周年の節目を迎える。

SLばんえつ物語はC57180号機が12系客車7両をけん引。全車指定席。25周年特別企画として、同機の一部エクステリアを変更。正面の煙室ドアハンドルや給水温め機、側面の空気圧縮機などの部品・金具類を、これまでの金色から黒色に変えて往年の雰囲気を演出する。

定期運転開始に先立ち、3月30日に新潟車両センター新津派出所・新津運輸区で同機の撮影会を開催する。4部制で各部15人、合計60人募集(小学生以上対象)。1人8000円。参加商品はきょう29日12時30分から通販ウェブサイト「JRE MALL」の同支社ショップで販売する。


3月1日 金曜日

JR北海道 「根室線ラッピング」運転開始


JR北海道が国(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)と北海道の助成・補助を受けて昨年度から全8両の導入を進めているH100形ラッピング列車のうち、「根室線ラッピング」を営業運転している。

第三セクター鉄道の北海道高速鉄道開発が取得し、同社に無償貸与された。根室線ラッピングの走行区間は、宗谷線旭川―名寄間と石北線、釧網線網走―緑間、富良野線。石北線上川―網走間と釧網線は16日のダイヤ改正以降。

車体には、グライダー(滝川市)や住友赤平炭鉱立坑櫓(赤平市)、ジャンボかぼちゃ(芦別市)、ラベンダー(富良野市)など、根室線滝川―新得間の7市町村の名物や風景を四季ごとにデザインした。内装はシリーズ共通で着脱式テーブルなどを備える。



交通新聞

鉄道、航空、自動車などの交通機関はもとより、観光、旅行、経済など交通・運輸界にかかわる様々な情報を提供している総合専門紙。1943年(昭和18年)4月1日に「陸輸新報」として創刊、2013年(平成25年)12月18日には通巻2万号を迎えました。JR、私鉄、官公庁など幅広い読者の皆さまから高い評価を得ています。また、交通業界にとどまらず、不動産、金融、保険、サービスといった業界の方々からも注目されています。

さらに外出先や出張先でも読める『交通新聞電子版』も配信中。
記事写真もカラーで掲載。いつでもどこでも読めて、PDFでの閲覧も可能。多彩な検索方法で最新情報から過去記事の検索もできます。

発売日/日刊(土・日・祝日休刊)


詳細・購読のお申込みはこちらから

  • ※画像の改変・複製利用等を禁じます

© 株式会社交通新聞社