2023年MLBドラフト全体1位投手がオープン戦デビュー 19年・22年全体1位打者と直接対決

◆ 投打のトッププロスペクトがオープン戦で対戦

2023年のドラフトで全体1位指名を受け、ピッツバーグ・パイレーツに入団したポール・スキーンズ投手(21)が現地時間29日に行われたオリオールズ戦でオープン戦初登板。先発として1回を3者凡退に抑えた。

初対戦の相手は、2022年の全体1位指名選手ジャクソン・ホリデイ。早くも“全米1位対決”となったが、ここはスキーンズが100マイル(160.9キロ)の速球で平凡な二ゴロに打ち取り、マッチアップを制した。

スキーンズは、続く2番打者、2019年の全体1位指名で、昨年シルバー・スラッガー賞を獲得したアドリー・ラッチマンを右フライ。2020年に全体2位指名を受け、昨季デビューした3番打者のヘストン・カースタッドを左フライに抑え、3者凡退でデビュー登板を終えた。なお、ホリデイはこの後の打席で2安打1打点をマークした。

今年1月にMLB公式が発表した『プロスペクト・ランキング全体トップ100』では、ホリデイが全体1位、スキーンズが全体3位(投手1位)の有望株としてランクイン。共に今季中のMLBデビューが予想されている。

© 株式会社シーソーゲーム