鹿児島マラソン3日号砲! 市街地で交通規制、通行自粛や迂回路使用を呼びかけ 5年ぶり声出し応援解禁

【2023年大会】好天の下、思い思いのペースで走るフルマラソンの参加者=3月5日、鹿児島市南林寺町

 鹿児島マラソン2024(鹿児島市など実行委員会、鹿児島陸上競技協会主催、南日本新聞社など共催)は3日、同市のドルフィンポート(DP)跡地前をスタート地点にある。昨年は新型コロナ禍に伴う応援規制があったが、今年は声出しを解禁、5年ぶりの通常開催となる。フルマラソンには7414人、ファンラン(8.9キロ)は3166人が出場予定で、実行委は「沿道で声援を送り、一緒に大会を楽しんでもらえたら」と呼びかける。周辺では交通規制がある。

 今年で6回目。フルマラソンは市街地を抜けて国道10号を北上し、姶良市で折り返すコースである。午前8時半にDP跡地前をスタートし、ゴールは鹿児島市役所。フルマラソン選手が出発後に号砲が鳴るファンランはDP跡地前から山形屋前まで。沿道ではダンス、音楽での応援がある予定で、2、3の両日、中央公園で「おもてなし広場」として飲食物を販売する。

 フルマラソンには、リオデジャネイロ五輪に出場した同市出身の上原美幸選手(鹿児島銀行)や4連覇中の飛松佑輔選手(日置市役所)ら6人が招待選手として出場。ファンランは箱根駅伝を走った野村昭夢選手(鹿児島城西高校卒)ら青山学院大学の3人も参加する。

 交通規制は、ランナーが通過する時間帯に合わせ順次実施する。DP跡地周辺は午前3時から始まり、鹿児島市役所周辺などでは午後4時半まで。実行委は混雑緩和のため、自家用車でのコース周辺の通行自粛や迂回(うかい)路の使用を呼びかけている。ランナーの通過予定時刻などの詳細は公式ホームページ。

 鹿児島地方気象台によると、市内の3日の天気は晴れ時々曇り。最高気温は14度、最低気温は4度の予報となっている。

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